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ガラケーノススメ

いつも、イマドキガジェットについて記事を書いていますが、そんな私が使っている携帯電話は、いわゆるガラケーです。本当に電話だけです。メールとかezなんたらってのはつけてません。スマホはMVMOのシムで運用中で、いっとき流行った2台持ちってやつです。windowsタブレットも持ち運ぶと3台目ですね。

今週の月曜日に新しい機種に替えました。勿論、最新モデルとかではなく、中古で買ったガラケーです。最近リニューアルオープンした秋葉原のGEOモバイルアキバ店で買いました。iida LIGHT POOL(TSX05)というモデルです。

実はこの携帯、ずっと狙っていて、やっとゲットしてきたわけです。というのも、2月の頭に、リニューアル前の同店で見つけて、とびきり安かったので買おう買おうと思ってたんですが、その時は時間がなくて買えず、次にアキバに行った時に買いに行ったら、お店がリニューアル中でやっておらず…。
 
半ば、もう売ってないんじゃないかと思いながら、あきらめ半分、先日の21日、春の艦祭りの日にアキバにて運良く遭遇、捕縛に成功しました。お値段なんと1980円です。
 
それでは、その凛々しい御姿を見ていきたいと思います。まず、特徴的な外観です。iidaシリーズで販売されていただけあって、発売から6年経った今見ても素晴らしいデザインですね。auの商品紹介ページを参考にすると、「トラス状の構造と面で構成された」携帯電話だそうです。

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そそりますね。

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裏面にはカメラ、赤外線ポート、電池カバー。

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 パカパカを開けてみましょう。パカパカ携帯ならではの、物理キー部分です。すっきりしたデザインですね。操作もしやすいです。昔はこのキーの押しやすさが重要でしたよね。メールが主流なコミュニケーションツールでしたから。

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 画面です。スマートホンに慣れている現代では、小さい印象ですが、3.2インチです。画面左上にはiidaのロゴが入ってます。

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操作感ですが、ソフトもサクサクと動きます。これからガラケー運用する方で、電話のみ利用される場合の注意点としてezwebを付けていない私のような環境では、カレンダーの祝日データが落とせません。ま、そういったものは、スマホにお任せするので、携帯電話に今から求める機能ではないですかね。ソフト面での話は割愛します。

筐体としての出来は、言うまでもなく素晴らしく、手に持っていて感じるのはそのスリムさ。筐体が少しデコボコしており、閉じた状態では非常に持ちやすいです。開いた状態でも安定感抜群です。

そして、この端末最大の魅力として、筐体を開けたり閉めたり(パカパカ)すると筐体上部の三角が、それぞれ色とりどりに光ります。固定パターンではなく、ランダムかと思われます。これがまた良い。今のAndroid端末にはない、遊び心がたまらないですね。

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違うパターンにも光ります。

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 こうやって6年も前の製品を振り返ってみて、ガラパゴス化なんて呼ばれていた日本の携帯電話ですが、素晴らしい製品もたくさんあるように思います。世の中のスマホ、大画面タッチパネルの波は、もう止めることはできず、こんなガラケーを今更、新たにリリースする企業もめっきり減っています。こと、私が今回入手したiida LIGHT POOLなども、新品ではなかなか見つけることができず、中古ですが、そんな時代にこそ、持っていて面白い携帯を手にしてみてはいかがでしょうか。
 
また、これから日本の、大手ではないメーカーが、windows phoneで、日本のこんな粋とも呼べるアイテムを発表してくれやしないかと、密かに期待しています。